30ニート

30歳のニートがブログ

ずっと家にいると気になってくる「騒音」

世の中いろんなニートがいると思いますが、だいたいの人が想像するのは安売りで買ったスウェット上下を着て、だらだらと漫画を読み、ゲームをしている……といったニートではないでしょうか?

特にこの「安売りで買ったスウェット上下」は、とてつもなくニート感を高めてくれるアイテムですよね、わかります。憧れる気持ち。

 

そんなわたしも、ニートデビュー時にはディスカウントショップで上下あわせて1,000円のスウェットセットを買いました。

 

それはさておき、家で静かに過ごしていると、気になってくるものがあります。

「騒音」です。もともとテレビを観る習慣がないこともあり、家は基本的に無音です。マンションの前で小学生が話している内容なんて容易に聞き取れるほどに、静かな環境を生きているのです。でも、世の中は簡単に孤立させてくれません。窓を閉めても、心を研ぎ澄ませても、静かであることを許してくれない。家の中で生活することとは、すなわち「騒音」たちとの戦いなのです。

 

上階の足音は、どうにもならない

まずわたしを苦しめたのは、上階の足音です。おそらく主婦の彼女は、朝起きた瞬間からドン、ドン、とわたしに威嚇をし始めます。

昼前になれば洗濯物を干しているのかドンドン、子供がはしゃいでいるのかドンドン、夕方になれば洗濯物を取り込んでいるのかドンドン、夜は夕飯の支度かなにかでドンドン、もう子供は寝ているはずの深夜にもドンドン……。

どうすればそんなに動き回る用事ができるのか、と言いたくなるほど、ドンドン、ドンドンと騒音を出し続ける彼女。もはやここまでくると、このマンションに住むこと=ドンドンと付き合うことに思えてきます。

しかし、家賃が激安ということもなく、また入居時に「このフローリングはクッションが入っているから足音が響かないようになっている」と説明を受けたこともあって、なんだかおかしいな、と思い始めました。上の生活音が響きすぎる。不安になって、管理人さんに相談してみたのです。

 

そうしたら、驚きの事実が……

まず、上の階のフローリングは、長く住んでいることもあってまだクッションが入っていない状態。でも、生まれたての子供がいるから……と言葉を濁す管理人さん。

 

生まれたての子供……?めっちゃドンドン歩いてる音するけど、全部お母さんだった……?

ていうか、クッション入ってないってどういうこと……?

 

すべてに唖然としながら、「上階の、別の部屋へ引っ越すのであれば資金は出す」という管理人さんの提案を断りつつ、注意してほしい旨を伝え、その日は終了。まぁ、その日以降もドンドンの回数は減っていませんが、別の部屋には行きたくないんです。角部屋を手放したくないんです!

他のマンションに引っ越す資金を全部出してくれればいいのにな、と夢みたいなことを思いながら、今日もドンドンに耐えるのでありました。外に出ればいい? ニートの財力を、なめてもらっちゃ困るね!

 

「こちらは〜、廃品回収車です〜」は通報

「廃品回収車 うるさい 通報」でググれば、おおよその全貌はつかめると思うので、多くは語りません。ただ、平日だろうが真昼間だろうが、ニートにとっては騒音でしかないのです。うるさいのです。

これが夜勤明けだったら、これがさっき赤子を眠りにつかせたばかりのお母さんだったら。まぁ、運転手に殴りかかってもおかしくないでしょうね、と思ってしまうほどにうるさい

 

ググると「110番通報してもよいが、心配なら#9110にかけてみましょう」とのこと。心配性なので、ひとまず「#9110」に繋ぎ、廃品回収車がうるさいんですけど、と伝えてみた。

 

「ご住所は?」

「**の**です」

「じゃあメモ用意してください、**警察署の番号を言いますから」

 

……ご自身の住所の、最寄りの警察署がわかるなら、最初からそちらにかけた方が良さそうです。

気を取り直して警察署へテレフォン!

 

「廃品回収車がうるさいので、お電話しました」

「今も近くにいるということで、よろしいでしょうか?」と優しそうなお姉さんの声

「いえ、もう車は立ち去ってしまって……」

「どちらに向かったかわかります? それと、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」

「**小学校の近くから、**通りの方面に向かいました。あ、匿名でお願いします」

「そうですか……そうなると注意はできないかもしれませんが……少々お待ちくださいね」

〜〜1分ほど間〜〜

「廃品回収車がスピーカーか何かで流していてうるさい、ということですね」と早口おじさん

「そうなんです、赤い車で、ナンバーは見えたけど走り去ってしまって」

「そうですか、ナンバーわかりますか」

「**ナンバーで、*の**ー**でした」

「わかりました、見つけたら注意しときますんでね」

 

このような流れとなりました。マンションの2階や3階程度の高さなら、スマホの写真機能でもナンバーがくっきり写せます。もしのろのろ運転中の廃品回収車に恨みがあるなら、殴りかかる前に写真を撮って、あとからナンバーや車種を確認できるようにしておくと安心かもしれないですね。

 

おわり

音のない世界には住めません。でも、騒音を減らしたい場合、こちらから働きかけないと誰にも伝わらないのです。悲しいことに。面倒な住民だと思われたとしても、厄介な市民だと思われたとしても、正しい主張はすべきだと。わたしは、そう思うのです!

尚、最悪の場合は、外からのノイズをシャットアウトしやすい、カナル型イヤホンがおすすめです。コスパで選ぶならオーディオテクニカの2,000〜3,000円台、音質を少し上げるなら5,000円台、好みにもよりますがSONYは外さない印象です。Boseやシュアが買えるお金を持った人は、そちらを買ってください。

ちなみに、わたしの上階の人間の足音は、ゲームの音にすら割り込んでくる強靭さを持っています。そうか……集中できないからゲームが上達しないんだ!!!!とすら、思ってしまう今日この頃でした。